雑記

メンヘラ拗らせ野郎の日記的な

好きな作家 乙一編

 

乙一

 

読んだ作品

『夏と花火と私の死体』『天帝妖狐』『平面いぬ。』『暗黒童話』『ZOO1』『ZOO2』『少年少女漂流記』『GOTH 夜の章』『GOTH 僕の章』『失はれる物語』『GOTH番外篇 森野は記念写真を撮りに行くの巻』『死にぞこないの青』『暗いところで待ち合わせ』『小生物語』『銃とチョコレート』『きみにしか聞こえない CALLING YOU』『さみしさの周波数』『失踪HOLIDAY』『箱庭図書館』『僕のつくった怪物』『ドラゴンファイア』『メアリー・スーを殺して』『くちびるに歌を』『百瀬、こっちを向いて。』『吉祥寺の朝比奈くん』『死者のための音楽』『エンブリヲ奇譚』

 

初めて読んだのは『夏と花火と私の死体』であります。

中学生でインフルエンザにかかった時ピークを過ぎた後暇すぎて読んだ。

もう驚いた。まさか死体が主人公なんて!

生まれてこの方死体になったことがない()からもう新鮮だった。

死体ってこんな気持ちなんだ!ってなったよね。いやなんだ死体の気持ちって。

 

そこからどんどんはまっていって地元の小さな本屋さんで買いあさったら

お店の人がどんどん入れてくれた。少ないお小遣いを削って買った。

大学生になってひとり暮らしする時も全巻持って行った。

ハードカバーもどう考えてもヤングアダルト向けだけど、買った。

 

パートナーのバイト中のおともにと思って貸した。

最初に『失はれる物語』を貸した。不評だった。よくわからないと言われた。

次に『ZOO』を貸した。これは大変好評だった。

話の短さと落差がまるでジェットコースターのようでおもしろいよね。

死んだとき棺桶に入れてほしい2冊だわ。この2冊で天国も地獄も乗り越えられそう。

いや燃えちゃったら意味ないのか。

 

小説家だからいろんな人物が書けるのは当たり前(?)なんだけど

乙一氏の素が乗り移ってると感じる人物は

まじでくそやろうヒキニート感が否めなくて好感度爆上げ↑↑↑

 シンパシー感じるわ

 

あと、乙一氏の死体って死体じゃない。綺麗な死体。

割とグロくない、腐らないイメージ。

あと死体でなんでもできる。家も建てられる。

あと殺し方がえぐい。

生きたまま箱に入れて地中に埋めるとか。傘が目玉にぐりんって刺さるとか。

エトセトラエトセトラ…

それでも「うえ、もう読みたくない」と思わないからすごい。

耐性あるだけか。

 

とにかくアークノアの続き楽しみにしてるよ~!

乙一氏未読の人はとりあえずZOO読もうな~!

大ファンの人は好きな話教えてくれ~!

 

以上!

 

 

近況 1122

 

とりあえず学生相談に行った。

なんか専門家につなげる橋渡し的な場所だったらしい。

話の内容は先生内で共有して然るべき専門家の先生につなげてくれるらしい。

まあそのほうが良かった。むしろよかった。

またメールがくるらしいから気長に待とう。

 

母に「彼氏くんが全てになったらあかんで~」と言われた。

…だって私メンヘラやもん(どや顔)

好きって言ってくれるんやもん、こんな私やけど好きって言ってもらえたら嬉しいやん。

友だちも親も私のこと好きなんて言ってくれんやん。

私のこころ好きでしか満たせない貧相なやつなんですよ。

はあ~~~~~メンヘラつら~~~~~~~~()

 

雨だ、雨。

雨は靴が濡れるから嫌いだ。靴さえ濡れなかったら好きだ。

空間が雨の音に包まれるのがよい。

気分は沈むがな!

 

バイトで失敗しまくってる。

はあ~明日行くのつらすぎるなあ~なんも考えてないのばれるなあ~

こんなんでクリスマス乗り越えられるの?

無理なのでははあああああああああ

むりなのではというとまたむりになっちゃうね、ばかやろうだね

 

パートナーとなべするぞおおおおお!

冬はやっぱこれだなあほくほく。

とりすきもいいなあ、ほくほく。

 

声が好きと言ってもらえた。

ネットの向こうの人だけど。やっぱり電話の声は猫かぶってますからあ()

 

多分この世でいちばんすきな本は『山月記』だなあ。

もうなんかぐっとくるよね。

人間なのか虎なか、どっちなんだろうねえ

 

雨の日の読書ほど気持ちのいいものはない。

 

 

 

近況 1116

 

ネット友だちができた。

自分の弟より年下だけど全く気にならない。

毎日遅くまで通話しながらイカをする。負けても怒らないからいい。

おかげでちょっと生きがいができてしまった。

 

イオン直営のパン屋さんのクッキーがおいしい。

「友達がバレンタインデーに一生懸命作ってくれた手作りのクッキー」という味。

あとコーヒーにもあう。すんごい甘いので微糖のコーヒーにもあう。

でも1日1枚でいいかな。

多分しばらく通って買い続けると思われる。

 

 

伊坂幸太郎が書いた絵本を買った。彼の初めての絵本だという。

もちろん即購入した。

読み始めて気が付いた。

これは絵本じゃない。絵の多い短編小説だと。

わくわくしながら明日読むことにする。

 

話は続くが、伊坂幸太郎が好きだ。まだ彼の作品を全て読んだわけじゃないけれど。

私が初めて読んだ作品は『終末のフール』だ。

軽快な話の進み方に、気の利いた冗談に、意味深なラストにただただ「おもしろいなあ!」

と思うしかなかった。

彼の作品はだいたい「悪い人」がとっちめられるからなんだか安心して読める。

(強盗たちが主人公の作品は除く、という注釈はいるかもしれないが)

彼の作品は本当にジグソーパズルのようだ。

自分でピースを組み立てていくと最後に1枚の大きな絵になるというかんじ。

パズルを組み立てる過程で最後の絵を自分でも想像するけど

まあことごとく裏切られる!

これからもずっと彼の作品を読みたいなと思うのであります。

 

好きな作家シリーズで記録としてまたブログ記事にのせようかな

 

実は下書きがいっぱいある。

書いてたら嫌になってきて「うおおお思い出したくねえ」と脳が拒否してる。

自分が許せるレベルになったらちゃんと公開します。記録として。

あれだよ、ノートに書いてもいいけどペン握るのがめんどくさい。

あと「万が一人が見てもいいレベル」まで持っていこうと思えるし。

まあ誰も見てないからいいけど

 

体重がもとに戻った。

食生活をちゃんとした。体重計の電池を変えた。体重を記録する用紙をつくった。

私頑張りすぎなのでは。

 

ねむいのでねる。

バイト間に合いますように。

 

 

 

近況 1115

 

どこにも宣伝してないし、ついったにリンクも貼ってないのに

こんなブログに訪れてくれる人がいる。不思議である。感謝でもある。

 

大学の学生相談窓口とか、保健管理の窓口とかに相談しにいこって思えるのに

そこまで足が進まない。

明日こそ行こう明日こそ行こうと思うなら今日行けやってな。

いやなんかこわいし。

「それは若者の甘えです!みんな頑張って苦しい思いしてるんだからあなたも頑張るべき!」みたいな正義感振りかざされたらもう私入水する()

 

笑えない冗談はやめとくべき。

 

 

先日知り合いが「人生でいちばん死にたい」などとつぶやいていた。

留年はしてるけど順風満帆だと思ってたのになあ、

変なとこまじめで頑張ってると思ってたのになあ、

人ってわかんねえな

 

最近『キノの旅』をいっき買いして黙々と読んでる。

小さいころは難しくてよくわからなかったけど、今はもうオチがわかるくらいにはわかる。

大体メリーでバットなエンドだけど、なんだかしみじみ考えさせらるやつ。

自分の正義感だけがすべてじゃねーんだぞってな。

 

もうすぐ恐怖のクリスマスがやってくるなあ

バイト戦士がんばるぞ

クリスマスはなんだかろくな思い出がない。寒いし。

サンタさんは私のほしい物なんにもわかってない。

私はなあ、ぷいきゅあの変身ポーチがほしかったの!!!!

べつにカトゥーンとミスチルのシングルCDとかいらなかったから!

なんて言えずにサンタさんからのクリスマスプレゼントはフェードアウトしていきましたとさ。

 

 

微糖のコーヒーは微糖じゃない説

そう!無糖こそが正義!

 

ことばとふんいき

 

割と「言霊」を信じる方だ。

 

説明しよう!言霊とは

 

古代日本で、言葉に宿っていると信じられていた不思議な力。発した言葉どおりの結果を現す力があるとされた。 デジタル大辞泉小学館

 

 

先日、バイト先の店長と一緒に食料品を買う機会があった。

店長の買い物に付き合っただけなのだが。

それなりに広い店内を回っていると、アイスのコーナーに

なんと、ルマンドアイスが置いてあったのだ!

 

2人で「おいしそー!」と騒ぎまわり、夜も遅かったけどどうしても食べたかったので

2人で半分こすることにした。

ついでに寒かったのでなんとコーヒーも買ってくれることになった。(店長が)

 

コーヒーを選んでいると店長が言った。

ジョージアは絶対ヤダ。まずいし。」

 

…!?!?!?

 

自分の持ってるあつあつのコーヒーを見てみると…

ジョージアヨーロピアン ヴィンテージブレンド(青いやつ)である。

 実はジョージアヨーロピアンシリーズは結構好きであった。

ブラックも赤いやつもどこにでも売ってあるし、おいしいと思っていた。

パートナーも「赤いやつよく飲む。おいしいと思う。」と言っていた。

 

今から飲むのに。めちゃくちゃ言われた。店長は気が付いてないけれど。

 

その後帰って飲んだジョージアヨーロピアンヴィンテージブレンドはそんなにおいしくなかった。

その後ジョージアヨーロピアンシリーズをおいしく飲めなくなった気がする。

そう言われればおいしくない気もしてきた。

 

 

あれだな、自分の意志が弱いんだな

 

 

高校生のときアンサンブルの演奏会があった。

自分はメロディーを担当した。音は小さめという指示が多かった。

緊張すると手が震えてうまくコントロールできない。

外すか大きな音になってしまうかかのどちらかだ。

先輩に「しくるなよ」と散々言われた。絶対失敗しちゃいけないと何回も何回も自分に言い聞かせた。

言い聞かせれば聞かせるほど、どんどんできなくなっていった。

 

そんな中迎えた本番、どうにでもなれと思って

「あたしならできる、絶対できる、外すより音を鳴らすことだ、できるできる…」

と言い聞かせた。

練習でできなかったのに、なんとできたのだ。

 

 

ことばの力は偉大だ。

自分で言うだけじゃなくて、人の言葉も無意識に拾ってしまう。

多分周りの空気を読みまくって生きてきたせいだと思う。

メンヘラだから「お前クズ」って言われたら最低3日は引きずるし、

まじでクズになっちゃうからなあ

 

楽しく声かけあってゲームしてたらなんかめちゃくちゃ上手くできるし

舌打ちされたりけなされながらするとめちゃくちゃ下手くそになるし

同じタイトルのゲームなのに。ちなみにイカね。

 

言葉の力じゃなくて、雰囲気に呑まれやすいのでは。

でも自分が快適に過ごせるように、言葉で雰囲気をつくっていけば

上手く生きられるんじゃない!そうだよ!!!

なんだこの自己啓発本みたいな内容は!!!!!

それができたら苦労しねーよって全私が全力でつっこんでる。

 

流されやすいし呑まれやすい。

自分の意志どこいった?などと考える11月中頃。

 

近況 1112

 

土日は相変わらずバイト戦士をしているので記事の内容もテーマも考えられない。

「なにかしてる間に考え事すればいい」などとのたまう人もいるが

考え事しているときに邪魔されたくはない。

 

赤からに鍋を食べに行った。

辛いものを食べられるようになった気がするので3辛を頼んだ。

ずーっと煮詰めていたらだんだん辛さが増してくる気がする。

〆はきしめんにした。思ったよりもちもちおなかにたまる。

胃が食べすぎと唐辛子で驚いている。ごめん私の胃よ。たまにはがんばってくれ。

 

太った。

ここ3年大きな体重の変化はなかったのだが、先日体重計に乗るとなんと3キロ増だ。

ストレスで食いまくった。正直。

食べることでしかストレス解消できないのはまずいぞ。

あれか、酒なのか。いや、お菓子かな…

食べたいときに食べるものがあるのはまずい。

 

メンヘラ.jpを読んだ。あれは私の心の支えだったりする。

「わかりやすい物語」がほしかったという記事、とても共感した。

私もたぶん病院行ってもなんもないと思うんだよなあ

あれなんですよ、しょせん若者の甘えなんですよ、苦しいことしたくないだけなんですよ

うわあ、考えてきたらぐるぐるなってきたぞ、まずいな

 

新しい事をしてみたら、と言われた。

今は自分の世界に閉じこもってる感じがするから、と

正社員見習いであったり、旅行にいってみるなり、外にででみろと言われた。

でもなあ、でもなあ、後ろめたいなあ

 

 

着る服を買いに行くための服がない。

世の同世代は(よくわからないが)かわいい服を着ているのに。

なんなんだその肩にかかってるだけのライダースジャケットは。

なんなんだその腕だけもこもこがついてるやつは。

女の子じゃなく今の服を着れたらお洒落さんだったのでは。

 

別にどうでもいいことなんだけど。

 

髪を染めたい衝動に駆られる20代。バイクに乗りたい。

 

 

ピアノ

 

12年間ピアノ教室に通っていた。

1週間に1回、30分のレッスンだった。

始めたきっかけは、たぶんリトミックをやってたとか、音楽が好きだとかそんな理由。

 

けして厳しい教室じゃなかった。

1週間普通に練習して成果を出せば怒られることはなかった。ていうか基本怒られなかった。

 

グランドピアノやアップライトみたいな生のピアノじゃなかった。

最初はキーボードで、しばらくしたら叔母のおさがりの電子ピアノで弾いた。

 

最初はとっても楽しかった。

上手に弾けると祖父や祖母が喜んでくれた。母もほめてくれた。

わざと窓を開けて弾いた。お隣さんにもほめられた。

頭も柔らかかったから、3回くらい弾けば覚えられた。

同い年でとっても上手な子がいた。学区が違うかったから同じ学校ではなかった。

 

中学生になるとそれどころじゃなくなった。

新しく吹奏楽部に入った。打楽器を始めた。

先生は尊敬できるいい人だったけど怖かった。

ピアノの練習はおろそかになっていった。でも好きだった。

合唱コンクールでピアノ伴奏に選ばれたい、と思えるくらいには好きだった。

伴奏を任されることになった。当時好きだった子が褒めてくれた。

 

高校生になるとますますそれどころじゃなくなった。

通学に1時間かかる辺鄙な田舎に住んでいたせいだ。

ピアノ教室の時間に間に合わなくなっていった。先生も仕方がないという顔だった。

練習する暇なんてなかった。

それでもまた吹奏楽部を続けた。ピアノが弾けることを言ってしまい、

神がかり的に上手な後輩が入ってくるまでピアノを任されることが多かった。

悔しかった。自分は打楽器奏者だという自負があった。

ピアノの前から同期や先輩を見ていた。私も打楽器がしたかった。

 

 

◇◇◇

 

そのピアノ教室には2年に1回発表会があった。

順位を決めるというわけではなく、ただ練習の成果を発表するものだった。

地元唯一のホールを1日貸切って行われた。

 

いろんな曲を弾いた。

エリーゼのためにノクターン大きな古時計など、いっぱい練習した。

 

ある年、といってもいつのことなのか思い出せないのだが。

高校生の時この体験を友達に話した記憶があるので、多分中学生の時だと思う。

その年、私はアヴェ・マリアに挑戦した。

 


Ave Maria by C.F.Gounod アヴェ・マリア グノー

 

練習した。簡単だった。

ただ覚えられなかった。発表会は基本暗譜なのだ。

メロディーは聞き覚えがあるからいい、問題は伴奏だ。

似たり寄ったりでまったく判別がつかない。覚えられない。指に覚えさせる時間もない。

 

もうどうにでもなれと挑んだ。

舞台に上がって客席に向かってお辞儀をした。ピアノ椅子に座った。

鍵盤に指を置いた。

 

そこからの記憶が全くない。

 

気が付くと家について父の車から降りるところから記憶が始まっている。

弾ききってお辞儀をした記憶がない。

あそこ間違えたなあなんて記憶もない。

お昼ご飯を食べた記憶もない。

全くなにも覚えてない。

 

ただぼんやりとあるのは、泣きながら

「もう覚えてないんです、弾くのやめさせてください」と

舞台の上から先生に懇願する自分の姿だ。

 

本当かどうか怖くて両親に確かめられないまま何年も過ぎていった。

ただ、次の発表会からは楽譜を小さくコピーしたものなら持ち込んでもいいことになった。

 

 

それでもたぶんピアノは好きだ。